2018/06/10

アブレウ博士が43年前、ベネズエラで10人ほどの子どもと始めた音楽活動は、今や70以上の国や地域へと広がりました。「厳しい環境で生きる子どもたちに、音楽で力を」というエル・システマの理念はベースにあるものの、それぞれの活動がスタートした経緯や運営体制、資金源などは、環境によって様々です。

数日前、メキシコでエル・システマの活動を立ちあげて4年になるザビエルさんの手記が、The World Ensembleで紹介されました(http://theworldensemble.org/musica-para-la-vida-en-mejico...

2018/04/11

アブレウ博士の訃報に、私たちが悲しみに打ちひしがれてから2週間あまり。ベネズエラの首都カラカスでは、アブレウ博士の追悼コンサートが開かれました。

『マエストロ、ありがとう!』と題されたこのコンサート。会場となったカラカス・ポリエドロ・アリーナには、アブレウ博士に感謝の気持ちを伝えようと、10701人もの子どもと若者が集まりました。オーケストラ、合唱、白い手袋のホワイトハンドコーラス…。43年前、アブレウ博士がわずか10人ほどの子どもとガレージで始めた活動は、貧富の差や民族、障害を超えた豊かな教育プログラムとなり、世界中でたくさんの子ど...

2018/03/25

エル・システマの創設者、ホセ・アントニオ・アブレウ博士が昨日亡くなられました。心よりお悔やみ申し上げます。

代表の菊川は、2012年にスコットランド・スターリングでのロンドン五輪文化芸術プログラム、そして、2013年のユース・オーケストラ・オブ・カラカスの来日公演時(写真)にお目にかかる機会に恵まれました。特に、2012年の相馬での活動を立ち上げた直後でのスコットランドで、博士の言葉が心に強く残っています。

「ご自身の苦難にも関わらず、相馬でのエル・システマプロジェクトでバイオリンの指導をされている現場の先生に、私から感謝の気持ちを伝え...

2017/12/15

エディクソン・ルイースさんと菊池洋子さんのデュオリサイタルが今月9日と10日にいわきアリオスで開催されました。ルイースさんは、2011年秋にいわきでコンサートをする予定があったのですが、震災と原発事故でキャンセルになったとのこと。それ故に、今回の公演にかける思いは強かったようで、2回のワンコインコンサートは大成功だったようです。

10日のランチタイムコンサートには、「相馬子どもオーケストラ」の代表メンバー25人が、サプライズ企画としてに参加。アンコールで、ルイースさんと菊池さんと一緒に、バッハの「G線上のアリア」を共演させていただくと...

2017/11/03

ベネズエラ、東京、相馬、声、手、目、耳、表情、弦、ラテンアメリカの楽器、拍手…。先月末に開催された『エル・システマ ガラコンサート』は、まさに音楽という名のもとに集まった感性のスクランブル交差点でした。たくさんの出会いがあり、発見があり、インスピレーションの融合がありました。そのなかから、「相馬子どもコーラス」と「東京ホワイトハンドコーラス」の子どもたちの交流の様子をご紹介します。

はじめて大きな舞台を踏んでからほぼ4年になる「相馬子どもコーラス」。これまで外国語を含むいろいろな歌にチャレンジし、さらにはユニークな振付も披露してきまし...

2017/09/29

ベネズエラのエル・システマが輩出した若きコントラバス奏者、エディクソン・ルイス(Edicson Ruiz)さん。11歳でコントラバスを学びはじめ、史上最年少の17歳でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団しました。これまでザルツブルク音楽祭やルツェルン音楽祭で演奏を披露してきたほか、ニューヨーク、ベルリン、マドリッドなどで名だたるオーケストラと共演し、今や世界で最も成功しているコントラバス奏者のひとりと言われています。

実はエディクソンさんは、日本の高校で使われている英語教科書「ユニコーン」に、エル・システマの活動紹介とともに登場し...

2017/08/21

『東京ホワイトハンドコーラス』の4回目の練習が20日、池袋の東京芸術劇場にて行われました。今回の課題曲は「紅葉(もみじ)」と「雪」。「紅葉」といえば、「♪秋の夕日に照る山紅葉 濃いも薄いも数ある中に 松をいろどる楓や蔦は 山のふもとの裾模様♪」という、あの歌です。子どものころに誰かが歌っているのを耳にしたり、学校で習ったりして、自然に口ずさめる…という方たちが多いかもしれません。

しかし、『東京ホワイトハンドコーラス』の子どもたちの練習風景を観察していると、この「紅葉」という歌を、私たちはどこまで味わえていたのだろうかと、はっとします...

2017/07/26

『エル・システマ・フェスティバル2017』が10月20〜22日の3日間、池袋の芸術劇場にて開催されることになりました。

ベネズエラのエル・システマ出身で、現在はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団コントラバス奏者であるエディクソン・ルイスを迎えて、マスタークラス、室内楽、ガラコンサートを催します。

最終日の22日は、『エル・システマ ガラコンサート』と称して、「相馬子どもコーラス」による東京では初めてのフルステージ、そして先月立ち上がったばかりの「東京ホワイトハンドコーラス」の子どもたちが、まど・みちおさん作詞の歌などを白い手袋を使ったサ...

2017/05/26

ベネズエラで40年ほど前に産声をあげた「エル・システマ」は、今や世界70以上の国や地域で展開されています。この度、ベネズエラのシモン・ボリバル音楽財団が作成した資料をもとに、世界に広がる「エル・システマ」の活動をご紹介するページをエル・システマジャパンのHPに立ち上げました。

世界地図(http://www.elsistemajapan.org/worldwide)でご覧になりたい国や地域を選択していただくと、そこでの「エル・システマ」の情報が日本語で表示されます。さらにクリックすると、それぞれの「エル・システマ」のプログラムが運営す...