2019/03/11

大槌チェロ講師の金沢です。

大槌のエル・システマジャパンの活動で、チェロやソルフェージュの指導、簡単な合奏曲の編曲などを開設当初からお手伝いしています。

始まった頃は町の復興事業のまっただ中。活動場所の確保や生徒の定着で苦労もあったと思いますが、今では小学生だけではなく就学前の子どももたくさん参加しています。さらには部活動との両立は大変なのに中学生になっても続ける子も出てきていて、毎回賑やかな練習となっています。みんな練習熱心で礼儀正しく、日々の成長がめざましいです。

昨年12月のクリスマスコンサートでは、アイネ・クライネ・ナハトムジーク...

2018/11/21

東京ホワイトハンドコーラスは、音からもっとも遠い子どもたち、すなわち聴覚に障害のある子どもたちを中心にした「サイン隊」から始まりました。声で歌詞を歌うのではなく、ろう者の言語である手話を元にして、歌詞の世界をリズム・メロディーに乗せて表現していきます。手話のわかる人たちには、その歌の世界がよく伝わります。また身体から声を出すのと同じように、手の動きや表情に、美しさがあります。


私たちの練習は、歌詞の世界を丁寧に読み解いていくような時間を持っています。想像し、理解し、手話だったらどう表現していくだろう、直訳しない方法もあるな、私はこう...

2018/10/18

大槌子どもオーケストラでは、ほぼ毎月、町内外のイベントに出演させていただいています。その中で、イベントに出演している他団体さんや、イベントの主催者さんから、「上手になったね!」「元気になれたよ!」と様々な声を地域のみなさんから掛けていただきます。地域に見守られているのを子ども達は感じているのか、”もっと練習したい!” ”もっと上手くなりたい”という気持ちが強く見られるようになりました。


しかし、私が赴任した当初(2016年5月)は、音楽を初めたばかりの子が多く、楽器にも慣れておらず、準備から片付けまで、お手伝いを必要とする子どももい...

2018/07/02

今年3月の第4回相馬子ども音楽祭も誰もが素晴らしい演奏を見せ、大成功に終わりました。しかしオーケストラのメンバーにとっては、5年間オーケストラを育てて下さった指揮者の浅岡先生とのラストステージでもありました。終演後、達成感もありながら涙を流す子も多く、漠然と不安な気持ちを抱えている子どももいたと思います。子どもたちを全力でサポートしなければと思う反面、どうすれば一人残らず全員で前に進んでいけるのか、私も考えがまとまらない日々でした。


そこでアクションを起こしたのは高校生のメンバーたちでした。翌週には、これからは自分たちが主体となって...

2018/05/25

駒ヶ根では、2017年の夏から弦楽器教室の活動がスタートしました。そして年度末には成果発表会を開催しました。

発表会の1週間前。私は、最後に演奏するカノン(パッヘルベル作曲)について、子どもたちと同じパートを弾くか、別のパートを弾いて合奏としての厚みを出すかを悩んでいました。そこで、その日の練習では私が子どもたちと同じパートを弾くパターンと、私がチェロパートを弾き、子どもたちだけでVnパートを弾くバターンとの2通りで通し練習を行いました。

すると、鈴乃さん(小5)が「先生が低い音弾いてくれたほうがやりやすい」と教えてくれました。低い音、...

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