大槌子どもオーケストラ

虎舞に代表される豊かな郷土芸能が息づく岩手県上閉伊郡大槌町。東日本大震災では、人口あたりの死者・行方不明者数では東北三県被災自治体の中でも最悪と言える深刻な被害を受け、今でも多くの子どもたちが、仮設住宅、仮設校舎での生活を余儀なくされています。そうした中でも、地域の人々の音楽にかける思いはとても強く、小学校から高校までの子ども、更には大人を対象とした吹奏楽団が学校の内外に存在しており、音楽を契機に、地域の一体感を醸成しようという試みも、槌音プロジェクトを始めとする様々な音楽関係者の協力のもとに始まっています。

 そして、エル・システマジャパンは、2014年5月28日に、大槌町と協力協定を調印いたしました。相馬同様、まずは、既存の学校クラブ活動への指導者派遣から始まる、日本で2カ所目となる大槌でのエル・システマ支援。保育・幼稚園や学童保育を通した、すべての子どもたちの居場所づくりにもなるような実践的な音楽プログラムの開発も含めて、大槌独自のエル・システマの枠組みを作っていきたいと思っています。

大槌における活動内容・実績

  • 放課後弦楽器教室(平日午後)

  • 週末弦楽器教室(土曜終日)

  • ​木管教室(仮)

  • 英会話教室

1. 子どもへの
直接的な支援

2. 学校を通じた
支援

  • 部活動支援

    • 吹奏楽部

    • ​金管バンド

  • 専門家の派遣

  • 楽器の購入・修繕

3. その他
総合的な支援

学校への支援実績

  • 小中一貫校:4校

    • 吉里吉里学園小学部(鼓笛隊)                    中学部(音楽部)

    • 大槌学園小学部・中学部

                      (吹奏楽部)

  • 高校:1校

    • 大槌高等学校(吹奏楽部)

​放課後・週末弦楽器教室 参加人数

年齢

人数

3

​未就学児

​27

​小学生

1

中学生

6

大人

​合計

37

日々の活動場所

  • ​放課後弦楽器教室

    • 子どもセンター

    • 吉里っ子スクール

  • ​週末弦楽器教室​​

    • ​沢山地区集会所

全体としての裨益者数

​​約100名(学校支援を含む)

※2018年6月現在

大槌子どもオーケストラ・コーラスの歩み

  • 2014年5月  大槌町との協定調印式

  • 2014年10月   週末弦楽器教室を開始

  • ​2014年12月   第1回クリスマス・コンサートを開催

  • 2015年3月  大槌町スプリング・コンサートに出演

  • 2015年4月  放課後英会話教室を開始

  • 2015年8月  弦楽器教室佐渡裕さんコンサート出演・相馬夏期学習会に参加

  • 2015年12月   第2回クリスマス・コンサートを開催・チェロ教室を開始

  • 2016年2月  おおつちバラエティーショーに出演

  • ​2016年3月  弦楽器教室琉球フィル・ハーモニック スプリング・コンサートに出演

  • 2016年12月   第1回大槌子どもオーケストラミニコンサートを開催

  • 2017年2月  おおつちバラエティーショーに出演

  • 2017年2月  第 1回大槌ジョイントコンサートに出演

  • 2017年3月  エル・システマジャパン設立5周年記念パーティーに出演

  • 2017年4月  “エル・システマジャパン”オーケストラフェスティバルに出演

  • 2017年10月   エル・システマ・フェスティバル2017に出演

  • 2018年3月  第2回大槌町吹奏楽ジョイントコンサートに出演

Please reload

大槌子どもオーケストラミニコンサート

大槌での活動に関する外部評価報告書

 エル・システマジャパンでは、設立当初より、第三者評価機関による外部評価を実施しています。エル・システマ式音楽教育により、「子どもたちの生きる力」がどのような成果として表れているのかを、形質的なデータに基づいて説明していく必要があると考えているからです。2015年までの3年間は相馬の弦楽器教室を対象に、2016年からは大槌を含む活動​全体を対象とした評価を実施しています。

 

>>外部評価のページはこちらからご覧ください