top of page

エディクソン・ルイースさんとの交流

エディクソン・ルイースさんと菊池洋子さんのデュオリサイタルが今月9日と10日にいわきアリオスで開催されました。ルイースさんは、2011年秋にいわきでコンサートをする予定があったのですが、震災と原発事故でキャンセルになったとのこと。それ故に、今回の公演にかける思いは強かったようで、2回のワンコインコンサートは大成功だったようです。

10日のランチタイムコンサートには、「相馬子どもオーケストラ」の代表メンバー25人が、サプライズ企画としてに参加。アンコールで、ルイースさんと菊池さんと一緒に、バッハの「G線上のアリア」を共演させていただくという光栄にあずかりました。

実は、2016年3月に「相馬子どもオーケストラ」がご支援くださったドイツの皆さまに感謝の意をお伝えするためベルリンに渡航した際も、ルイースさんはバーデンバーデンでのツアー中でお会いできませんでした。もちろん、相馬の子どもたちについての話は、当時共演させていただいたベルリンフィルのコントラバス首席奏者のヤンネさん経由で聞いていらしたようで、今回の共演を本当に楽しみにしてくださっていました。

時間が限られているなか、全体合わせの後、低弦パートできめ細やかに別練習をしてくださったり、サインをしてくださったりとその温かい心遣いに感動しました。子どもにサインをくださるときには、一人ひとりの名前と年齢、楽器を必ず確認し、目線を合わせてお話ししてから丁寧にメッセージを記し、握手をしてくださるルイースさん。コントラバスパートの和輝くん(中3)、幹太くん(中2)とはリハーサル時から打ち解け、本番後には仲良くスリーショットを撮影しました。交流の最後には、子どもたち全員からの色紙にルイースさんはとても喜んでくださり、涙を流してくださりました。

今回の企画のためにご尽力下さった関係者の皆さまには、心より感謝を申し上げます。そして、ルイースさん、菊池さん、ちょっと早い大きなクリスマスプレゼントを相馬の子どもたちにありがとうございました!

最近の記事
bottom of page