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大槌子どもオーケストラ クリスマスコンサート

2021年12月12日

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岩手県大槌町では、2021年12月12日 (日)に『大槌子どもオーケストラ クリスマスコンサート』を大槌文化交流センターおしゃっち 多目的ホールで開催いたしました。

 

指導体制がリモートになったことや、新しい先生をお迎えするなど、子どもたちにとって挑戦の一年間でした。子どもたちが音楽と向き合ってきた成果の集大成を保護者の皆様をはじめとする、いつも応援してくださる皆様にお見せするために準備をしてきました。

 

本番前に意気込みを聞くと、

「失敗しても、綺麗な音程で弓使いに気を付けたいです。」

「今までの練習の成果を発揮したいです。」

と話してくれました。また、楽器や小道具を自分たちで整理整頓をする姿を見て、舞台裏でもこの1年で成長した姿を見ることができました。

 

第一部は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」からスタート。「小さな世界」では、会場から手拍子で応援が沸き上がり、続く「大きな古時計」「カノン」をしっとりとした音色で会場を包みました。最後は全員で「きらきら星」を元気に演奏しました。

 

槌音弦楽アンサンブルの皆さんは抒情的な「卒業写真」「G線上のアリア」「セレナーデ」を演奏しました。

 

第二部はクリスマスメドレー!「おめでとうクリスマス」で幕を開け、「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」「ジングルベル」では全員で華やかにステージを飾りました。

最後は大槌子どもオーケストラが大事に演奏してきている「星めぐりの歌」を演奏しました。

 

アンコール!…の前に、子どもたちにサプライズで、今までお世話になったフェローの皆さん、駒ヶ根子どもオーケストラの子どもたち、コロナ禍の前はクリスマスコンサートに参加してくださっていたロサンジェルス・フィルハーモニックのビオラ奏者リチャードさんからのビデオメッセージをいただきました。


 

最後は元気な大槌子どもオーケストラの子どもたちが高らかに演奏する「ひょっこりひょうたん島」。ステージも客席もみんなニコニコ笑顔で今年のクリスマスコンサートを締めくくることができました。

 

終了後に感想を聞いてみると

「とても丁寧に弾けて良かったです。」

「MCや演奏で間違えたりすることもあったけど、成功出来て良かったです。」

「来年も風邪を引かないで、元気にバイオリンを弾く事を頑張りたいです。」

と答えてくれました。

 

今回のコンサートでは、新たにリモートで指導してくださっている上杉先生、佐藤先生も今回一緒に舞台で子どもたちと演奏することができました。

状況が中々安定しない状況の中、無事にクリスマスコンサートを開催できましたことを、保護者の皆様をはじめ、いつも支えて下さっている皆様に感謝申し上げます。

今後とも大槌子どもオーケストラをよろしくお願いいたします。

 

Photo FESJ/2021/Takaaki Dai

第一部 

1. アイネ・クライネ・ナハトムジーク/モーツァルト

 2. 小さな世界/シャーマン兄弟 

3. 大きな古時計/ヘンリー・ワーク 

4. アレグロ/鈴木鎮一 

5. カノン/パッヘルベル 

6. きらきら星/鈴木鎮一編曲

 

槌音弦楽アンサンブルによる演奏

1. 卒業写真/荒井由実

2. G線上のアリア/バッハ

3. 弦楽四重奏第17番「セレナーデ」第二楽章/ハイドン

 

第二部

1. おめでとうクリスマス

3. もろびとこぞりて/ヘンデル

4. きよしこの夜/グルーバー

5. ジングルベル/ピアポント

6. 星めぐりの歌/宮沢賢治

 

主 催 : 一般社団法人エル・システマジャパン

後 援 : 大槌町教育委員会・真如苑

協 力 : 一般社団法人槌音

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