【相馬】弦楽器教室 3月の音楽祭に向けて

相馬の弦楽器・管楽器・コーラス教室は、先月それぞれ発表会や演奏会出演を終え、来年3月23日(土), 24日(日)開催の第9回目となる子ども音楽祭に向けて練習をスタートしています。

弦楽器教室の上級クラスで早速取り組んでいるのは、ブラジルの作曲家ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ第9番」。
 
日本ヴィラ=ロボス協会の会長を務める音楽監督の木許先生が兼ねてより「いつか相馬の子どもたちと演奏したい」と熱望され、今回満を持しての選曲です。

この曲は、聞いたことのない「8分の11拍子」という拍子で書かれていて、9月に譜面を配った時にはみんな面食らってしまいました。しかも各パートがさらに2つや3つに分かれ、パート練習や個人練習が難しい…
 
と頭を悩ませていたところ、この曲のコンサートマスターを務めるすみれさん(高2)がなんと「8分の11拍子の練習専用のメトロノーム」をスマホアプリで作り、配信してくれました!


 
「みんなが少しでも練習がしやすくなる方法はないかな、と考えて作ってみました」と、本当に頼もしい先輩です。

そして週末の木許先生のご指導では、普段は不在のコントラバスパートに卒業生の武澤くんやトレーナーの名和先生もお迎えして合奏を行いました。


 
2か月の練習、また今回全パート揃ったことで曲の理解も進み、最後に曲を通したときには、子どもたち持ち前の集中力とパワーが爆発。「難しいしまだ分からないけれど、美しいしかっこいい」とそれぞれが曲の魅力を感じ始めていることが伝わってきました。


 
来年3月の本番をどうぞお楽しみに!

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