12月13日は久しぶりのLVMH子どもアートメゾン。もちろん、今回は藤倉大作曲教室 with クレア・チェース(特別協賛:LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ) 。
普通のフルート、バスフルート、そして、コントラバスフルートも持参頂いたクレアさん。これらは、一昨日、昨日と名古屋フィルと世界初演をされた、藤倉さんのフルート協奏曲でも使用されたのですが、見たこともないコントラバスフルートには子どもたちも興味津々。
藤倉さんから、それぞれのフルートでの音域についての説明と、様々なトリルの方法(1音トリル!)、楽器と声を別の音で同時に奏でる方法、半音以下の微分音の譜面での表記の仕方を一通りレクチャー。英国ロンドンはRoyal College of Musicの教授でもある藤倉さん曰く、大学院レベルとのお話...。
その後は、もちろん各自の作曲タイム。今日の参加者は8人でしたが、いつも以上に、皆、溢れんばかりの創造力。最年少の飯豊幼稚園年中で4歳のりしゅう君は2曲も微分音を使った作品を書いて、藤倉さんもクレアさんも驚嘆。他にも、どれも個性溢れる作品だったのですが、自分たちの作品を、クレアさんが次々と華麗に演奏してくれることに、小さな作曲家達も皆満足そうでした。そして、これらのうち3曲が、15日に東京の白寿ホールで開催されたクレア・チェースさんのリサイタル(DENSITY TOKYO 2015)で披露されました。下記動画を是非!