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ベネズエラのユースオーケストラと相馬で交流!


福島県相馬市総合福祉センター(通称:はまなす館)にて7月30日、ベネズエラの「フランシスコ・ミランダ・ユース・オーケストラ」と「相馬子どもオーケストラ」の交流が行われました。「フランシスコ・ミランダ・ユース・オーケストラ」は、エル・システマ発祥の地であるベネズエラの首都カラカス郊外・グアレナ地区で活動する青少年オーケストラです。その技術は圧巻で、年間に80以上のコンサートを実施しています。

「フランシスコ・ミランダ・ユース・オーケストラ」の23名は、ベネズエラのラグアイラ港よりピースボートの船に乗り、横浜港に到着。同オーケストラの相馬市への移動交通費や食費には、JAPANGIVINGのクラウドファンディングで皆様にご寄付いただいた、112,000円を使わせていただきました。今回のイベント実現に向けてご協力いただきました、ピースボードさん、JAPANGIVINGさんには心より御礼申し上げます。

1日という短い時間でしたが、「フランシスコ・ミランダ・ユース・オーケストラ」と「相馬子どもオーケストラ」は、それぞれの演奏と交流演奏(練習と発表)を通して、国境や言語を超えた交流を行いました。ベネズエラの不安定な情勢も影響し、予定よりも少人数編成だった、「フランシスコ・ミランダ・ユース・オーケストラ」。それでも、ベネズエラのラテンムード満載で、「ラデツキー行進曲」や「マンボ」など、魅力あふれる素敵な演奏を披露してくれました。

相馬子どもオーケストラとの共演は、モーツァルト作曲の「ディヴェルティメント」。「フランシスコ・ミランダ・ユース・オーケストラ」の指揮者、アンドレアさんの優しくユーモアたっぷりの指導で、子どもたちの演奏も、徐々に息が合ってきました。最後には相馬市の立谷市長も訪問され、両オーケストラの共演にひとつになった会場では、みんなが熱心に耳を傾け、盛大な拍手を送りました。

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