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長野県駒ヶ根市でも事業を新たにスタート!

東日本大震災の翌年に被災地の子どもたちを支援するために設立された一般社団法人エル・システマジャパンは、今月でちょうど設立5周年を迎えます。これまで、福島県相馬市と岩手県大槌町との協力協定のもとに「音楽を通して生きる力を育む事業」を展開し、相馬市での活動は「相馬子どもオーケストラ&コーラス」へ、大槌町では「大槌子どもオーケストラ」へと発展しました。子どもたちは仲間と一緒に音楽を学びながら、他者とのコミュニケーション力を磨き、人生を切り開く力を身につけています。また、音楽を通じてつながった子どもたちを中心に地域が活性化されています。

福島県相馬市と岩手県大槌町での順調な事業進捗をベースに、エル・システマジャパンはこの度、長野県駒ヶ根市と協力関係を築き、「音楽を通して生きる力を育む事業」を実施することになりました。私たちはこれまで東日本大震災によって大きな被害を心身ともに受けた子どもたちを主な対象としてきました。しかし、子どもたちが真の意味で生きる力を育むために仲間と音楽を共創するオーケストラやコーラスが必要なのは、東北の被災地だけではありません。特に、県庁所在地からも離れた地域では、文化芸術に触れる機会も自主的にそういった機会に参加する仕組みも限られています。

駒ケ根市との事業は4月より始まる予定です。相馬市同様、ふるさと納税で応援できる仕組みを導入してく予定ですので、多くの方にご支援をいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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