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駒ケ根 平成29年弦楽器教室発表会

3月24日、長野県駒ケ根市文化会館で「駒ケ根子どもオーケストラ 平成29年弦楽器教室発表会」が開催され、駒ケ根弦楽器教室に通う小学校1年生から6年生までの子どもたち27人が、これまでの練習の成果を披露しました。

トップバッターで登場したのは小学校1年生の6人。『メリーさんのひつじ』と『ちょうちょう』を、指と弦の位置を確認しながら一音一音丁寧に演奏しました。続いてそこに3人の6年生のお姉さんが加わって、『10人のインディアン』の演奏。昨年行われた『エル・システマ 子ども音楽祭2017 in 駒ヶ根』で一度演奏している6年生のお姉さんたちが演奏を引っ張りながら、1年生もしっかりした音を奏でていました。

続いて演奏された3曲『大きな栗の木の下で』『喜びの歌』『ロング・ロング・アゴー』は、子どもたちがそれぞれ弾きたい曲を選んで今日のために練習してきたものです。保護者の方たちは緊張した様子で聴いていましたが、演奏を終えると安心した表情で優しく拍手を送っていました。

最後は、小山先生と、これまで何度もボランティアで指導に来てくれているフェローの坂内さん、永山さんが加わり、みんなでパッフェルベルのカノンを演奏しました。同じメロディーがいくつもずれて重なっていくので、他のパートの音を聴きながら自分の演奏をしないとバラバラになってしまうのですが、子どもたちは堂々と弾き上げました。バイオリンに初めて触れてからまだ1年もたたない子どもたちですが、たくさんの曲が弾けるようになって、子どもたちも保護者の方もとても誇らしげでした。

発表会の最後の演奏は、小山先生と坂内さん、永山さんによる『愛のあいさつ(エルガー)』と映画パイレーツ・オブ・カリビアンでおなじみの『彼こそが海賊』。子どもたちも先生たちの演奏に聴き入っていました。

演奏後、来年度3年生になる紗良さんは、「今日はとても楽しかった!上手に引けた。3年生になってもバイオリンを続ける」と、少し照れながらも元気に答えてくれました。お母様も「時々、聞いて!というので、教室の前に少し早く来てバイオリンを弾くのを聞いています。今日は聴いているこっちが緊張しましたが、とても楽しかったです。」と話してくださいました。娘さんが姉妹で参加しているという酒井さんは、「始めたばかりの頃は家で練習していてもなかなかきれいな音にならなかったのに、今日はちゃんとカノンになってた。すごいじゃん!って思いました。」ととても嬉しそうに話してくださいました。

長野日報さんでも記事にしてくださいましたので是非ご覧ください。 http://www.nagano-np.co.jp/articles/29783

駒ケ根弦楽教室は、4月から2年目の歩みを始めます。これからも応援よろしくお願いいたします。

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