相馬の音楽祭は中止になり、東京での世界音楽祭も延期と、コロナ騒動で辛い日々ですが、FBが、7年前の今日の記事を知らせてくれました。
相馬での活動が始まって10ヶ月という2013年3月に初めて訪れた、当時の避難区域地区にあった相馬プロジェクトの弦楽器指導者の須藤先生の教室。
時が止まった感覚を人生で初めて感じ、ただその不条理に言葉を失ったことを昨日のことのように思い出します。須藤先生が、その中で弾いてくれた「きらきら星」も。
ベネズエラで45年前に始まったエル・システマのモットーは、tocar y luchar(奏でよ、いざ闘わん)。ここで言う闘うとは、自分を取り囲む困難を乗り越えろという意味。それは、貧困か、住む場所か、自然災害か、障害か、感染症か...。様々な困難があるからこそ、音楽の持つ意味があるのかと思います。
震災にも、原発事故にも、台風にも、そして、コロナウイルスにも負けない子ども達と、支える大人達の頑張りを見守って、応援頂ければ嬉しいです。よろしくお願い致します。