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子ども達と日々接していて嬉しいこと

大槌子どもオーケストラで弦楽器講師をしている櫻井です。今日は、私が日々大槌の子どもたちと接していて嬉しかったことをお伝えしたいと思います。

週末教室の午前中は、『メリーさんのひつじ』や『チューリップ』『きらきら星』を練習している子ども達が来ています。曲が完成に近づくと一人ずつテストをしています。ちょっと前までの子どもたちなら、このテストの時間は他の友達とのおしゃべりに夢中で、自分のことだけで精一杯でした。「静かに聞いて!」と怒ることもしょっちゅうでしたが、この日の子どもたちは違いました。

ある子がテストで発表をし、最後まで間違えずに演奏しきった時には、周りにいた子ども達が自然に拍手を送っていました。他の人を応援する気持ち、努力したことを認める気持ちが自然に拍手になって表れたのです。

また、誰かにしてもらって嬉しかった事を、今度は自分が友達にもしてあげたい気持ちになってくれたことに感動しました。

そして、その曲を合格し次の練習曲に進むと「この曲はここが難しいよ。頑張ってね!」と先に曲進んでいる子がアドバイスをしている姿を目にしました。一緒に練習を積み重ねることで、本当に少しづつだけれど友達に興味を持つようになり、今回、お互いを応援する姿を見られたことは、正直驚きでもあり、本当に嬉しかったです。

子どもたちに良い時間をもらえて、とても素敵な一週間になりました。

(大槌事業担当:櫻井)

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