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バイオリニスト金川真弓さんから弦楽りぼんプロジェクトへ応援メッセージ


エル・システマジャパンが行う「弦楽りぼん・児童養護施設プロジェクト」をバイオリニストの金川真弓さんが応援してくださり、動画と文章でコメントを寄せてくださいました。


金川さんは、高校生の頃ロサンゼルスにお住まいで、エル・システマ団体で子どもたちにバイオリンを教えていた経験があり、

かねてより、エル・システマジャパンの活動にも関心を寄せてくださっていました。


今回の「弦楽りぼん・児童養護施設プロジェクト」ではコラボレーションを考えてくださっていて、

私達もご一緒できるのを楽しみにしています。


下記が、お寄せくださったメッセージです。


『クラシック音楽は西洋で始まったものですが今は世界中で愛されています。


16 世紀のモンテヴェルディから20世紀のリゲチィまで、

クリスマスの時期、レストランや映画館の中など、ありとあらゆるところで日々触れます。


そしてその音楽に伴う楽器も、ヨーロッパ外の国々で何万人の子供と大人が習い楽しんで弾いています。


もともと自分の文化のものでないのに、なぜここまで人気になるのかと不思議に思うこともありますが、“Karate”や“Kung fu”の国際的な存在に似ているかもしれません。


ある文化独特な歴史ある術も、その力と質、そして人を繋げる特徴によって国境を越えて広がれるのでしょう。


扱うのが難しい楽器を使い、ほかの人の書いた作品を一人でも仲間と一緒にも習って弾き、

それを通して自己表現も見つける。

身体、知性、精神、感情、これほどすべてを同時に取り入れる分野はほかにあまりありません。

習っていると誰でも強みも成長する場も見つかるということです。


子供たちはみな自分の選ばない様々な状況で生まれ育ちますが、

その中で楽器を弾ける自身、学校以外の仲間がいる喜び、音楽を通しての世界までへつながる道など

様々な道具の可能性を作るエル・システマジャパンと弦楽りぼんの活動を私は大いに応援します。


私も高校生の時ロサンゼルスのエル・システマで小学生のグループを週に1・2回放課後教えに行っていましたが、

このようなプログラムの真の英雄は忍耐強く毎回教えにいくメンターたちです。


私は今それほど頻繁に行くことができませんが、日本にいる時にプログラムで楽器を習っている人たちに会い、話や演奏を聞き、

一緒に音楽を通して交流をできたらとても嬉しいと思っています。


これからの願うところ長く続く協力を楽しみにしています。』

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2023年5月17日(水)〜7月14日(金)まで!


エル・システマジャパンでは、「ちいさな音楽家サポーター」募集キャンペーンをREADYFORで行っています。 児童養護施設の子どもたちに弦楽器を演奏する機会を! 毎月1000円〜「ちいさな音楽家サポーター」になりませんか?

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