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【東京】輪になって声をあわせて

先週末の東京子どもアンサンブルの教室では、子どもたちが輪になって歌の練習を行いました。

コロナ禍では感染対策として全員が壁に向かって歌っていた時期もありましたが、マスクを外して互いに向きあって歌えるようになった今、メンバーの数も以前より増え、子どもたちの輪は教室いっぱいに広がるほど大きくなっています。


3声のハーモニーを重ね、他のパートを追いかけるように書かれた複雑な曲にも挑戦している子どもたち。輪になるとお互いのパートが聞こえやすくなり、ハーモニーやタイミングがぴったりと合った時の心地よさも味わいながら練習しています。


音程、音の長さ、リズム、歌詞、他のパートとのかかわり... すべて耳から覚える子どもたちのために、先生方も毎回工夫を凝らしてご指導してくださっています。


音取り練習では、「もう1回、音を聞きたいです!」とわからないところを積極的に質問するメンバーも増え、同じパートのメンバーで教えあったり、他のパートが音取りに苦戦しているときは応援したり、難曲に挑むほど、子どもたちの団結や向上心も大きくなっています。

___________________________________________________________________________ 文化活動は、食べることや学ぶことと同じように、心を豊かにするために保障していきたい子どもの権利のひとつです。




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