11月5日(日)、東京子どもアンサンブルの子どもたちが、大阪・岸和田で開催された、岸和田こなから音楽祭に出演しました。地元の合唱団の子どもたちと共演・交流し、東京の子どもたちにとっては初めての遠征、かけがえのない時間を過ごすことができました。
5回目を迎えるこの音楽祭で子どもたちが出演したのは、岸和田で120年以上の歴史をもつ小学校、中央小学校講堂で行われたコンサート。 開演前には、校庭でウェルカムだんじり囃子の演奏が始まり、子どもたちも控室の窓から聞こえるだんじり囃子に興味津々でした。
コンサートは、岸和田少年少女合唱団の澄んだ歌声とかわいらしい振り付きの演奏で幕開けし、東京子どもアンサンブルの単独ステージでは、「歩くうた」、「小鳥の結婚式」など、ソロも含めて子どもたちはそれぞれに力を発揮して歌声を披露しました。
岸和田の合唱団との合同ステージでは、作曲家の平野一郎さんが今回の音楽祭のために書かれた「こどものへいわ」を合唱し、世界初演となりました。
初めてリハーサルができたのは前日の夕方でしたが、たった二
日間で子どもたちの歌声は溶け合い、休み時間には岸和田の子どもたちが控室に来ておしゃべりをしながら、心を通わせる場面もありました。
コンサート終了後の交流会では、東京の子どもたちが主導となって「早口言葉大会」を行い、楽しく仲を深めました。子どもたちが点字と墨字で作ってきた50枚以上のメッセージカードを、岸和田の合唱団の皆さんお一人おひとりに手渡しし、「また一緒に歌いましょう！」と約束しました。
文化遺産も点在する岸和田市。前日には岸和田城を見学し、音楽祭では温かい岸和田の人々に触れ、子どもたちは岸和田が大好きになって帰ってきました。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 東京子どもアンサンブルをご支援くださるマンスリーサポーターの募集キャンペーンをREADYFORで行っています。
「サポーター50人大募集！～見える子も見えない子も歌うコーラス隊～」 https://readyfor.jp/projects/tce-monthly
キャンペーンは、12月27日まで行っております。引き続き皆様のご支援をお願いいたします。
