YOLA①YOLA(ロサンゼルス青少年オーケストラ)は、エル・システマの影響を受け2007年にロサンゼルス交響楽団によって設立されました。YOLAは3箇所のサイトを持っています。1箇所目のEXPOセンターでは、オーケストラ3団、幼稚園向けプログラム、メンターシップ(指導)、グループレッスン、室内楽及び保護者のアンサンブルを形成し、幅広く活動しています。2箇所目のサイトはHOLA(ロサンゼルス中心部)です。HOLAでのYOLAプログラムは数百人もの学生に徹底した放課後のオーケストラ指導を毎週5日行なっています。芸術高等学校LACHSAが3箇所目のサイトで、ここでYOLAプログラムが実施されています。LACHSAはカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校のキャンパス内に存在し、ロサンゼルス市内の高校生へYOLAプログラムを提供し、週15時間の音楽指導及び学業の支援を行なっています。 | YOLA②この3箇所のサイトで実施しているプログラム以外でも、YOLA Neighborhood Project(YNP)等、音楽を通し健全なコミュニティの建設プロジェクト、音楽教育を受ける機会を平等に市民に与えるプロジェクト等、様々な活動を実施しており、その一つの成果として世界的有名なオーケストラとYOLA及び関連プロジェクトに参加している子どもたち1,000人の共同演奏をロサンゼルスで開催しました。
更にTake a Standのシンポジウムも開催しており、ここには音楽の力を信じている音楽家が世界中から集まり、直近では400人の音楽家が米国内28州、海外の13カ国からロサンゼルスに集い、音楽教育や教育方法論など、ベネズエラのシモン・ボリバル交響楽団のメンバーとディスカッションしました。
YOLAのメンバーは、YOLA-EXPO、YOLA-HOLA、YOLA-LACHSA、YOLA Neighborhood Project、Take a Standのシンポジウムいずれかに参加している6〜18歳の子ども5,000人以上です。 | NECエル・システマと初のフレンドシップ条約を2005年に結んだニューイングランド音楽院(NEC)は、締結以来、NECの多くの優秀な音楽家がフェローズ・システム・プログラムに参加しています。2013年10月に本条約の3度目の更新があり、今後も強いパートナーシップを通して社会貢献を継続していくことを目指しています。 |
---|