世界初のグローバル・システマ・クリエイティブプロジェクト

October 11, 2017

翻訳元記事:The World Ensemble  2017年 第3号

 

No. 1
The First Global Sistema Creative Project

By Ismar Poric, Artistic Director of Superar Srebrenica, Bosnia

 

世界初のグローバル・システマ・クリエイティブ プロジェクト

SuperarSrebrenica, ボスニアヘルツェゴヴィナの音楽教育団体
ミュージックディレクター イスマー・ポッリク

 

 

世界はどんどん狭くなっている…さらにより怒りに満ちた世界となっている。この恐れ、憎しみそして差別の波が押し寄せる中、私は世界中のエル・システマに影響を受けた子供達が音楽を通して世界に向けて平和を訴え、世界を変革していくことを予想していた。私はその時既に、その変革にふさわしい歌を準備していた。それは 2014年にSuperar Bosnia の子供達がボスニアの洪水被害者に向けて行った録音プロジェクトにて歌った、”Love People”である。私はこの歌を世界中の子供達が歌うビデオを作りたいと考えていた。

 

その夢は現実となる。世界中にある15のシステマ関連団体が ”Love People”を歌ったビデオを送ってくれ、私たちはそれを編集して5分のビデオを制作し、バーチャル世界に普及していくことを願った。

 

なんと素晴らしい旅であろうか。様々な異なる文化と笑顔が一つの目的のために集う…世界の結合と調和のために。

 

このプロジェクトに伴い、多くの感動的な物語が生まれた。例えばアフガニスタンでは合唱隊は政治的緊張状態のため録画を屋外で行うことができなかった。しかしながら彼らは録画を行い、ビデオを届けてくれた。

 

ベネズエラではNinos Cantores de Venezuela合唱団が協力してくれた。5月には一人の合唱隊メンバーがデモ中に殺害された。この悲劇と人々を脅かす暴力的な状況においても、合唱団は平和と愛のための歌を録画するために力を合わせた。

 

彼らとそしてその他の子供達は皆、民主的自由と愛と正義を実現するための闘士である。彼らは私たちに、世界にはまだ美しいものが残っていることを教えてくれる。このビデオが私たちの平和への願いをより多くの人に届けてくれることを願うばかりだ。

 

1992年に始まったボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争のせいで、私はドイツに難民として移動し、温かな子供時代を過ごすことはできなかった。それゆえ、私には迫害され、無視され、価値を認めてもらえない悲しみが分かる。今、私は困難を抱えた子供達の苦しみが見過ごされないように、私達の持てる全ての知識、人脈と友人を駆使して彼らを救っていかねばならないと感じている。

 

ビデオに登場する子供達は、同じく世界をより良い場所にしたいと願う何百万もの子供達の代表にすぎない。私の経験から伝えたいことは、不可能なことは何もないということだ。世界をよくするために情熱とアイデアとビジョンを最大限に使っていくことだ。さあ、共に変革者となっていこう。

 

ビデオ:

 

 

Please reload

最近の記事
Please reload