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​弦楽りぼん・児童養護施設プロジェクト

11年目を迎えたエル・システマジャパンは、新たなチャレンジをします。これまで、神奈川県、東京都の6つの児童養護施設でバイオリン教室を実施されていた音楽支援ボランティア団体「弦楽りぼん」の一部事業を協働する形で、コロナ禍を経て拡大する子どもの体験格差を埋め、社会的養護下にある子どもたちに豊かな芸術環境を提供していきます。

 

児童養護施設への音楽支援ボランティア団体「弦楽りぼん」は、神奈川県平塚市の「田中バイオリン工房」を主宰する田中眞次さんが代表を務めていて、全国から集まった使われなくなったバイオリン・ビオラ・チェロを「田中バイオリン工房」で修繕、児童養護施設に無償で寄贈し、ボランティアにより施設内の児童・職員へ演奏指導する活動を2013年から行い、延べ5,000人以上の子どもたちが弦楽器教室に参加しました。

2020年までに神奈川県・東京都の6か所の児童養護施設で活動を行っていましたが、コロナ禍で活動が休止、再開にあたって、エル・システマジャパンが一部事業を協働する運びとなりました。

 

最初の試みとなる、川崎市の新日本学園でのプロジェクトは、2023年4月16日に始動しました。

田中さんによって再調整された様々なサイズのバイオリンとともに、約3年ぶりとなる教室には、施設で暮らす小学校1年生から高校3年生40人のうち、何と12人の子どもたちと、施設の職員さんも3人が参加してくれました。

今後、2週間に1回のペースで継続的に教室を合奏スタイルで行う予定です。

 

指導は、既存の「弦楽りぼん」の指導者や、エル・システマジャパンの首都圏在住の社会人や学生を中心とした指導ボランティア(フェロー)が行います。

 

皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

(この新規プロジェクトのためのサポーター募集キャンペーンを5月半ば以降に計画中です。発表されましたら、こちらでもお知らせいたします。)

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