ララ・ソモス相馬公演

~ 障害を乗り越えた感動のアンサンブル ベネズエラと相馬のメロディ~

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FESJ/2017/Mariko Tagashira

2017年10月18日、ベネズエラから2回の乗り継ぎを経て、丸一日かけて初めて日本にやってきたララ・ソモスとホワイトハンドコーラスのメンバー。成田空港から相馬への道中の友部SAでは、ベネズエラが生んだ、日本人なら誰でも知っている「コーヒールンバ」が流れるおなじみのコーヒーマシンの前で盛り上がったり、割り箸を使ってバスの中で即興演奏を行なったり、常に音楽と共にあります。

その記念すべき日本デビュー公演は、相馬にて行われました。とにかく彼らのステージは圧巻でした。大地から響いてくる感性のリズム。障害の有無、文化の差異を超えて心に届く熱くも優しい音楽に感動しきりでした。

相馬子どもオーケストラは相馬盆唄で、相馬合唱団エスポワールは唱歌にて歓迎演奏を行いました。ララ・ソモスのメンバーのInstagramからは、音楽で繋がったベネズエラ、日本の老若男女同士で記念撮影をして大興奮の様子が伝わってきました。

​エスポワールのメンバーであり、福島民報のふるさと記者である鈴木さんによる記事はこちらからお読みいただけます。

相馬市HPでも演奏会の様子が紹介されています。

ララ・ソモス&ホワイトハンドコーラスについて

ホワイトハンドコーラスとは、ベネズエラのエル・システマの特別支援プログラムの一つで、声を出して歌う合唱と、白い手袋をはめて手歌(サインマイム)で歌詞を表現する合唱の二つが一組となって演奏する、新しい芸術表現です。視覚障害や身体障害、自閉症などを持つ子どもたちが声を合わせてハーモニーを織り成し、聴覚障害や発声に困難を抱える子どもたちはその歌声と一緒に手を使って歌詞を表現し、呼吸を合わせて体の動きで「歌い」ます。

ララ・ソモス(ヴォーカル・アンサンブルグループ)は、コーラスと民族楽器等の奏者で構成される楽団です。「Lara Somos」を英語に直すと「We are Lara」。ララ州という地域から活動がスタートし、2013年のザルツブルク音楽祭へ招聘されるなど、活躍の場を広げています。障害をもつメンバー、持たないメンバー、その違いを乗り越え、クラシックやラテンアメリカの音楽から、ベネズエラの民衆音楽・民謡・伝統音楽まで幅広いレパートリーを持つことが特徴です。2005年の結成以来、プロとして活躍を続け、その歌声と各種民族楽器の演奏は名だたる芸術家・音楽家らに称賛されています。