子どもの成長を感じた瞬間 〜東京ホワイトハンドコーラス編〜

東京ホワイトハンドコーラスは、音からもっとも遠い子どもたち、すなわち聴覚に障害のある子どもたちを中心にした「サイン隊」から始まりました。声で歌詞を歌うのではなく、ろう者の言語である手話を元にして、歌詞の世界をリズム・メロディーに乗せて表現していきます。手話のわかる人たちには、その歌の世界がよく伝わります。また身体から声を出すのと同じように、手の動きや表情に、美しさがあります。 私たちの練習は、歌詞の世界を丁寧に読み解いていくような時間を持っています。想像し、理解し、手話だったらどう表現していくだろう、直訳しない方法もあるな、私はこう伝えてみたとい…子どもたちそれぞれに異なる表現が出てくるのが、とても面白い場面です。次々にアイディアが湧いてくる子、言葉通りの表現をしていく子、なかなか前に出て行かない子と様々です。 今年から入った一人の女の子は、最初はおとなしく、自分の思いをなかなか伝えてくれませんでした。ところが、ベネズエラから来日する「ララ・ソモス」との共演にむけてスペイン語の歌の練習を重ねていったある日のこと、彼女から躍動感に満ちた手歌が飛び出したのです。ベネズエラの手話は彼女が普段使っているものと同じではなく、新しい学びが多かったはずです。しかし、彼女の姿は、楽器や声で言うところの正確に音を拾っていくような表出ではなく、異文化の歌の世界観とリズムを丸ごと自分の中に取り込めたかのようでした。いつの間に…と、非常に驚かされました。子どもたちはすごいなあ。 練習を重ねるに連れ、学校や年齢を超えての手話でのおしゃべりも増えてきました。本当に楽しそうで、うらやましくもある日々です。東

11月、大槌のイベントラッシュ!

- 11月3日(土) 第47回大槌町民文化祭 11月3日文化の日。大槌では毎年恒例の町民文化祭に大槌子どもオーケストラが出演させていただきました。今回は1年間をかけて取り組んできたモーツァルトの「ディベルティメント」にチャレンジ。日ごろの練習の成果を十分に発揮できました! またこの日、エル・システマジャパン大槌弦楽器教室から生まれた大人の教室メンバーが「弦楽アンサンブル槌音」として大槌町民の前でデビューしました。前日まで「本番はどうなることか…」と不安の声もありましたが、本番ではうらら先生、あやか先生、近藤先生、そして金沢先生のサポートをいただきながら堂々とした演奏でやり切りました。 [if gte vml 1]><v:shape id="図_x0020_5" o:spid="_x0000_i1030" type="#_x0000_t75" style='width:273.5pt; height:182.5pt;visibility:visible;mso-wrap-style:square'> <v:imagedata src="file:///C:/Users/hirom/AppData/Local/Temp/msohtmlclip1/01/clip_image003.jpg" o:title=""></v:imagedata> </v:shape><![endif][if !vml][endif] 大槌にまた新しい音楽のコミュニティーが誕生。 大槌子どもオーケストラ共々これからの活躍が楽しみです。 - 11月4日(日) 《復活》 おおつち産業まつり 秋晴れの大

「SOMA音フェス」出演レポート

11/4(日)に、相馬子どもオーケストラは相馬市で今年から新たに始まった音楽イベント「SOMA音フェス」に参加させていただきました。これは、音楽が大好きな相馬市民のために全ての音楽ジャンルの発表の場を新たに創出したもので、市内外から多くのアーティストが集まりました。会場の相馬市民会館では、秋の「市民まつり」も同時開催され、外では屋台やバンド演奏、吹奏楽などの発表があちこちで行われている楽しい雰囲気の中での演奏でした。演奏前、ホールのお客さんがまばらだったため子どもたちは楽器を持って市民会館の外に宣伝に。外にいたお客さんたちに「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の一部をゲリラ演奏してお客さんを引っ張ってきてくれたようで、本番には多くの方にお越しいただきました。 この日は12/1(土)東京芸術劇場でも演奏する、モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」とヴィヴァルディ「四季」より「春」と「冬」から楽章を抜粋し、メンバー指揮者の颯くん(中2)の指揮で披露しました。お客様からは「素晴らしい演奏で驚いた、感動した」とのお声をいただき、東京での発表に弾みのつく良い演奏ができたと思いますが、子どもたちは終演後にそれぞれに良くできたところと反省点、冷静に分析していたようです。 「春」のソロを務めた巳早希さん(高2)は「緊張して、いつも弾けるフレーズも思うように弾けなかったところがあった。でも、自分の今の演奏の良いところと悪いところがよく分かったので、これからもっともっと練習して本番に臨みたい」と話してくれました。 一人ひとりが課題を持って残りの練習に取り組み、次の発表の場である芸劇の舞台

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