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駒ヶ根市で弦楽器教室 説明会&体験会を開催!

「エル・システマジャパン弦楽器教室 説明会&体験会」が6月20日、長野県駒ヶ根市内の赤穂東小学校で開催されました。これは今年3月に協力協定を結んだ駒ヶ根市における最初のイベントで、来月からスタートする弦楽器教室への参加に関心を寄せる同小学校の子ども27名とその保護者の方たち10名が参加してくださいました。

最初に代表理事の菊川が、「エル・システマはベネズエラという国で生まれた、みんなで音楽を楽しむ仕組みです」と説明。バイオリンも子どもたちの体に合わせて、小さいものから大きいものまであることを伝え、「これからみんなが体験するバイオリンは、オーケストラを作っていくうえで大切な楽器です」と話すと、子どもたちは好奇心をかきたてられたようです。続いて、駒ヶ根コーディネーターの小山とインターンの尾島さんが、ピアノ曲であるヘンデル作曲の組曲第14番よりアリアをバイオリン二重奏にアレンジしたものを披露。イベント会場である放課後の音楽室に2丁のバイオリンの音色が響きわたりました。

その後、保護者の方たちへはエル・システマジャパンの事業に関する詳細が菊川から伝えられ、一方の子どもたちは小山と尾島さんのリードでいよいよバイオリンを体験。ベートーベンの交響曲第9番「歓喜の歌」より、7人ずつ順番に開放弦で弾いていきました。ほとんどの子どもははじめてバイオリンに触れましたが、みんなスムーズな導入。大輔くん(小5)は、「学校でもらった案内を見て、『バイオリンをやってみたい』と思った。すぐに音が出て、簡単。もっとやりたい」と、再び自分の順番がまわってくるのを待ち遠しそうにしていました。駒ヶ根での指導ははじめてとなるエル・システマジャパンのスタッフも「すごくきれいに音が出て、びっくり。学びの環境を工夫すれば、子どもはすぐに伸びる。将来有望な子どもたちばかり(小山)」、「楽器を構えるときのサポートくらいしかしていないけれど、みんな一生懸命で、しっかり弾いていた(尾島さん)」と確かな手応えを感じたようです。

春光さん(小1)のお母様は、「弦楽器教室では集団で音楽を学べると聞いて、子どもが協調性や社会性を身につけられるのではないかと思いました。うまくならなくてもいい。みんなで音楽をつくるという目的に向かえたらいい。楽しんでくれればいい」と説明会後に話してくださいました。

駒ヶ根市でスタートを切ったエル・システマジャパンの事業。このイベントの様子は早速、長野日報さんに報道していただきました(http://www.nagano-np.co.jp/articles/18458)。

スタッフ一同、これからも努力を惜しまず、活動に専念してまいりますので、皆さま、どうぞ応援をよろしくお願いいたします!

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