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磯部小学校の鼓笛隊による災害公営住宅での演奏

相馬市の磯部小学校全校児童34人の鼓笛隊が今月20日、相馬井戸端長屋(災害公営住宅)を訪問し、演奏を披露しました。この長屋は、磯部地区で被災された高齢者の方々のために建てられたもので、現在は約10名の方が助け合いながら生活していらっしゃいます。鼓笛隊の長屋への訪問演奏は昨年に続き2回目。磯部小の伝統でもあるこの演奏を皆さんは楽しみにしていらしたそうです。

さわやかな秋晴れのもと、トランペットの上級生4人によるファンファーレで演奏がスタート。子どもたちは校歌や「さんぽ」などの5曲を元気いっぱい披露し、応援に足を運んだ保護者の方も加わって、長屋の皆さんは手拍子で楽しんでいらっしゃいました。

奥に見える建物は磯部中学校ですが、演奏を聞きつけた中学生たちが揃って窓から顔を出し、手を振って応援する光景も見られました。地域のみんなで子どもたちの頑張りを応援しようという、磯部地区の温かな絆を垣間見ることのできる一場面でした。

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