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相馬 第8回音楽祭ミニレポート


「第8回エル・システマ子ども音楽祭 in 相馬」は、先週末2日間の日程で

吹奏楽・コーラス・オーケストラステージを無事に終了いたしました。

レポート本編の公開に先立ち、盛り沢山だった2日間の音楽祭をダイジェストでお届けいたします。


<1日目> 前半の吹奏楽ステージでは、相馬市内3つの中学校の各吹奏楽が

それぞれに個性溢れる楽曲を披露してくれました。


続くコーラスステージは、市内の合唱団、相馬合唱団エスポワールさんの演奏で幕を開け、

子どもコーラスにバトンタッチ。

子ども目線のかわいらしい詩を集めた「小さな目」、

そして「サウンド・オブ・ミュージック」で会場を魅了しました。


全員が担当したソロ、英語詞の発音や細かな振付けなど、

本番までの道のりは楽ではありませんでしたが、

先生方・エキストラさんのサポートの元、今の子どもコーラスだからこそできる

「サウンド・オブ・ミュージック」をお届けすることができました。


本番後、「終わってしまって寂しい」と涙をこぼす子がいたほど、

子どもたちにとって思い入れと達成感のあるステージになりました。


<2日目> この日は子どもオーケストラによるステージ。

前半はチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」より第1楽章を迫力たっぷりに、

次いでコンサートマスターの素晴らしいリードでバルトークの「ルーマニア民族舞曲」を披露しました。


更に管打楽器を迎えて100人のオーケストラで

「パイレーツ・オブ・カリビアンメドレー」を演奏したのち、

いよいよブラームスの交響曲第1番へ。


演奏に挑んだのは子どもオケの小学5年生から高校3年生、

そしてオケのOBOG、音大生やアマチュア、プロのエキストラの皆さん。

普段から全員が練習を共にしているわけではありませんが、

ステージ上の全員の心が音楽で結びついて一つになり、

この壮大な交響曲を見事に演奏することができました。

子どもたちの熱演に、演奏者からも客席からも

「あっという間の45分間だった」という声が聞こえてきました。


そして2日間のフィナーレには子どもコーラスと相馬男声合唱団の皆さんも迎え、

もちろん「相馬盆唄」を会場の皆様の手拍子とともに存分に楽しみました。


音楽祭の開催にあたりご協力・ご支援くださった皆様、

先生方・エキストラの皆様ほか、ご関係のすべての皆様に改めて御礼申し上げます。


(Photo: Yasutaka Eida)

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