日本 × カナダ 多様な仲間と音楽で一つに！

先日、カナダはオタワ(OrKidstra)とニューブランズウィック(Sistema New Brunswick - Sistema Nouveau-Brunswick)のエル・システマの仲間達が、大阪・関西万博の文化プログラムの一環として来日することをお知らせしましたが、滞在期間中は、様々な活動が予定されています。

その一つが6月1日（日）に東京音楽大学で開催される、大槌、相馬、駒ヶ根で弦楽器を学ぶ子ども達とのエル・システマ交流演奏企画。コロナ禍でオンラインでやり取りする機会はありましたが、本当に久しぶりとなる海外の仲間と直接、繋がり、演奏する機会です。

合唱は、昨年7月にエル・システマ合唱祭で、相馬、東京、舞鶴のコーラスの仲間達との共演が実現しましたが、オーケストラの仲間にとっての交流の機会は、国内でも2017年10月に東京芸術劇場で開催したエル・システマフェスティバルまで遡ります。

今回の企画では、各拠点としての発表もですが、午後の時間は、カナダ、日本、それぞれの音楽監督、そして、カナダ国立芸術センター(National Arts Centre Orchestra | l'Orchestre du Centre national des Arts:NACO)からも、レジデントコンダクターのHenry Kennedyさんをはじめとする弦楽器奏者の方々が参加してくれます。つまり、合同演奏では、異なるプロの先生による生の指導を受けられる貴重な機会にもなります。

この度、この交流機会を実現するために、また、多くの皆様に日本、カナダのエル・システマプログラムを知って、応援頂きたく、READYFORでクラウドファンディングキャンペーンを明日4月19日から開始します。

駐日カナダ大使館さん、東京音楽大学さんの協力より、カナダの仲間達の旅費や会場費は確保できていますが、国内各地からやってくる子ども達や指導者の旅費を確保することが主な目的となります。

Tocar y luchar (奏で、困難を乗り越えろ)というエル・システマのモットーは普遍的で、カナダでも日本でも、何らかのチャレンジに直面している子ども達が音楽を通して、生きる力を育めるようになっています。国際情勢を見渡せば、まさに、そうした子ども達が、国や文化や言葉を超え、その音楽で繋がり、更に成長できる機会が、今以上に求められていることは無いかと思います。どうぞ応援頂ければ幸いです。よろしくお願い致します！

https://readyfor.jp/projects/154944　（4月19日(土)10時から）