【東京】TYOC特別コンサートにゲスト出演しました
- エル・システマジャパン
- 4月23日
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3月28日、東京子どもアンサンブルは「第41回トヨタ青少年オーケストラキャンプ(TYOC) 日本青少年交響楽団 特別コンサート」にゲスト出演しました。
この日は春を感じさせるとても暖かい一日で、本番直前には、満開の桜の下で歌う特別な経験もできました。

東京子どもアンサンブルは、障害の有無に関わらず、様々な子どもが参加しているインクルーシブな合唱団です。普段の本番では、みえない・みえにくいメンバーの手引きを子どもたち同士でおこなっていますが、今回はTYOCの代表の方2名に、舞台上での手引きをしていただきました。

本番前には、TYOCの方々に大勢お集まりいただき、手引き練習を行いました。東京子どもアンサンブルのメンバーが自身の見え方についてお話しした後、実際にTYOCの方々と手引きを体験しました。今回「TYOCの方に手引きをしてもらいたい!」と立候補してくれたひなたさんとまさきくんは、担当してくださったTYOCのお兄さん、お姉さんとも仲良くなり、舞台裏でもお話をしていました。

いよいよ迎えた本番では、とてもスムーズに手引きが行われ、全員が美しく自分の立ち位置に並ぶことができました。
今回が初の本番だった新メンバーも「アヴェ・ヴェルム・コルプス」「あめつちのうた」より「1. 空のうた」「いま生きる子どもマーチ」の3曲を歌い切り、観客の方からは「美しく調和した歌声で、曲ごとに表情が変わっていて素晴らしかった」との感想をいただきました。

その後は客席でTYOCの演奏を鑑賞。「オーケストラの演奏がすっごくきれいで、感動しました!」と何人もの子どもたちが教えてくれました。

東京子どもアンサンブルの次の舞台は6月6日(金)。万博会場「シャインハット」で開催される「CANADA LIVE!」で、オスカー・ピーターソン・センテニアル・カルテット、カナダ国立芸術センター管弦楽団、そしてカナダのエル・システマの子どもたちとの共演となります。大舞台を経験するたびに、飛躍的に成長していく子どもたちを、これからも見守り続けたいと思います。
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文化活動は、食べることや学ぶことと同じように、心を豊かにするために保障していきたい子どもの権利のひとつです。
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