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カナダの仲間紹介:Sistema New Brunswick - Sistema Nouveau-Brunswick


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 先日、カナダはオタワの OrKidstra のことを紹介しましたが、今日は、ニューブランズウィックからやってくる、​システマ・ニューブランズウィック(Sistema New Brunswick - Sistema Nouveau-Brunswick)です。


ニューブランズウィック(NB)州は、日本ではあまり馴染みがないかと思いますが、赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島につながるところといえばイメージし易いでしょうか。カナダは、公用語が英語とフランス語ですが、州として両方を公用語にしているのは、このNB州だけのようです。


実は、このNBのエル・システマは、エル・システマ関係者は皆知っていて、60年もの歴史を持つ、州のユースオーケストラを核に作られている、ハイブリッドな取り組みです。2009年に関係者がベネズエラに視察し始まった時は、学校ベースの活動で50人の参加者だったようです。


それが今では、州内11カ所のセンターで、毎日1100人の子どもが活動に参加して、58人ものティーチングアーティストが雇用されている、この種の活動としてカナダ最大の規模となっています。


ところで、今回やってくる14〜20歳の6人のメンバーですが、何と、今回の日本ツアーで初めて合流します。NB州はとても広く、活動拠点も多いので、選抜されてやって来るというリーダーとして自覚もあるようです。


バイオリンのEmilie(14歳)さんは、「エル・システマジャパンの仲間と出会え、多文化のオーケストラで一緒に演奏し、学び合えることが楽しみです。」とのコメントを寄せてくれています。


言語や文化、そして国境をも越える音楽で、大槌、相馬、駒ヶ根の子どもたちとどのような交流になるのか、関係者も皆、本当に楽しみしています。一緒に演奏する曲は、チャイコフスキー「弦楽セレナード」等、簡単ではないので、先生方は大変ですが...。


ところで、残り10日となり、目標の約9割まで来ているこちらのクラウドファンディング。写真にあるNBのTシャツもリターンです。どうぞよろしくお願い申し上げます!


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