金川真弓さんによる弦楽りぼんプロジェクト訪問
- エル・システマジャパン

- 9月21日
- 読了時間: 2分

現在一時帰国中の弦楽りぼん・児童養護施設プロジェクトのスペシャルサポーターの金川真弓さん。無伴奏でのリサイタルや、難曲のデュオやトリオでのステージ、そして、オーケストラとの公演という忙しいスケジュールの合間をぬって、9月14日に、川崎の新日本学園と横浜の高風子供園に足を運んでくださいました。
子どもたちの感想を含む詳細は、また後日ゆっくり報告させて頂きますが、今回は金川さんによる子ども達や施設の方向けのミニコンサートの様子より。午前、午後のダブルヘッダーでのプログラムであったにも関わらず、それぞれ30分弱のソロステージを用意下さったのです。
ちょうど1週間前の9/7に、浜離宮朝日ホールで演奏された、エネスク、イザイ、そして、バッハの無伴奏曲を、次々と披露。バッハ以外はどれも聴きやすいとは言えない曲ですが、その技術力と表現の豊富さに、子ども達も圧倒されていた感じでした。
普段からバイオリンを学んでいる子以外の施設の子ども達も多く集まってくれていましたが、皆、それなりに感じることが多かったようで、暖かい拍手が鳴り止まなかったことが、とても印象的でした。
「今年、ちょうど300歳になる楽器ですよ!」と、日本音楽財団から貸与されているストラディヴァリウス「ウィルヘルミ」についてのご本人による説明もありましたが、子ども達も、楽器云々でなく、金川さんがその至高の楽器を通して解き放つ楽曲のパワーと繊細な魅力に、虜になっていたのかと思います。
しかし、贅沢な時間でした。こうした体験は、困難な経験を経て養護施設の住むことになった子ども達にとって、かけがえのないものになるかと実感しています。
皆様による応援に心より感謝申し上げます。先日シェアさせて頂いた金川さんによる応援メッセージの通り、マンスリーサポーター募集キャンペーンは絶賛実施中です。よろしくお願い致します。













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