LAフィル東京公演のリハーサル見学に参加しました!
- エル・システマジャパン

- 11月1日
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10月24日(金)、ロサンゼルス・フィルハーモニック(LAフィル)が、東京・サントリーホール公演のリハーサル見学を日本のエル・システマで学ぶ子どもたちのためにと特別に許可して下さり、大槌子どもオーケストラや駒ケ根子どもオーケストラ、東京子どもアンサンブル、弦楽りぼんのメンバーと、先生方、スタッフが参加しました。
LAフィルは、ベネズエラのエル・システマ出身で世界的指揮者のグスターボ・ドゥダメル氏が音楽監督を務め、エル・システマの理念に基づく青少年育成プログラム「YOLA(Youth Orchestra Los Angeles)」を長年運営しています。そのご縁から、以前よりエル・システマジャパンと、様々な形で交流を続けてくださっています。2015年には、日・米のエル・システマで学ぶ子どもたちがサントリーホールに会し、ドゥダメル氏の指揮のもと、演奏する機会もいただきました。
リハーサルは、ドゥダメル氏の指揮でマーラーの交響曲第2番「復活」から始まりました。舞台上を埋め尽くす大編成のオーケストラと新国立劇場合唱団、そしてソプラノ・メゾソプラノの歌手の皆さんによる、ホール全体に響き渡るダイナミックな演奏に、子どもたちは集中して真剣に聞いていました。続く、ジョン・アダムス、ストラヴィンスキーの楽曲も、一部ながら、スリリングで迫力たっぷりの演奏を聞かせていただくことができました。
リハーサル後は、なんとドゥダメル氏が客席に立ち寄って、ご挨拶をしてくださり、一緒に集合写真を撮っていただく場面も!子どもたちは大喜びでした。
また、YOLAのアーティスティックディレクターでこれまでもやり取りさせていただいているトランペット奏者のガウディ・サンチェスさん(ベネズエラのエル・システマ出身)や大槌子どもオーケストラのクリスマスコンサートにいつも賛助出演して下さっているほか、これまで何度も相馬や駒ヶ根にも指導や演奏に来てくださっているLAフィル・ヴィオラ奏者のリチャード・エレジーノさんもこの東京公演に出演していて、休憩中やリハーサル後に子どもたちと温かく交流してくださいました。
子どもたちに感想を聞くと、
「きれいな演奏でとても素敵だった。」
「あんな大編成の人たちを一斉に動かす指揮者はすごいと思った。オーケストラの人たちも楽しそうだったから僕も楽しかった。」
「みなさんの演奏が物語みたいに聞こえた。」
「世界的なオーケストラと指揮者の人の演奏を目の前で見ることができてよかった。普段経験できない貴重なことだと思った。」
と、興奮冷めやらぬ様子で話してくれました。
このような素晴らしい機会を与えてくださった、LAフィル、そしてドゥダメル氏、そして主催の株式会社AMATI様に心から感謝申し上げます。
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子どもたちの音楽活動を広げていくために皆様のご支援を必要としています。












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