「手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025」初開催!
- エル・システマジャパン
- 11月4日
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国境・言語・文化を超えたろう芸術の祭典が、満を持して、明日11月6日から11日まで、東京杉並区の「座・高円寺」を中心に街ぐるみで開催されます!
毎年、渋谷で行われている「東京国際ろう映画祭」を主催、そしてろう者のオンガクに取り組む牧原依里さんが、長年の準備を経てプロデュースをしています。詳しい内容と経緯については、以下のリンクをご覧ください。実に多様な表現活動が、繰り広げられるようです。
過去にお伝えしていますが、社会福祉法人トット基金が文化庁より委託を受けて行った、5年にわたる「国際芸術祭実施に向けてのろう者の芸術活動推進事業」(育成×手話×芸術プロジェクト)はその大事な準備期間で、エル・システマジャパンも2021年度、その音楽部門に携わらせていただきました。主体性の問題やそれぞれの違いを考えさせられるかけがえない経験でした。
さて、フランスのランス市で街ぐるみで行われる、ろう者によるろう者の芸術祭「クランドゥイユ(Clin d’Oeil)」をご存知でしょうか。フランスの、ろうアーティストの創作と表現の場をつくることを目的とした、世界中からろう者が集まる祭典で、「手話のまち」はこれをひとつの理想としています。これを創設したDavid de Keyzer(デイビッド・デ・キーザー)もこの度、来日し、11月の終わりに東京藝術大学やアーツカウンシル東京での講演も予定されています。ぜひこうした様々な機会に、ろう者の文化に向き合っていけることを願っています。











