アフリカ



 

Angola(アンゴラ) Kaposoka music shool

2008年に設立されたカポソカ音楽学校では貧困、無学文盲、社会的疎外や除外をオーケストラ演奏を通して減らすことを目指している青少年オーケストラと合唱団のプログラムです。対象としているのはサンバ(ルアンダ)地域の公立学校及びカポスカ音楽学校に通っている5〜18歳の生徒たちです。67人の生徒から始まり、現在は620人近くの生徒がカポソカに参加しています。増えた生徒をサポートする教員が不足しているため、積極的に活動している生徒は120人のみになりますが、規模的にはアフリカ最大の青少年オーケストラです。

 

Kenya(ケニア) El Sistema Kenya

エル・システマ・ケニアは、ナイロビの最も貧しいスラム街、カワンウェアで2014年に設立されました。この団体の目標は、貧しい若者の生活を変え、創造的な教育を受けた人々を増やすことです。子どもたちは平日の放課後にバイオリン、ヴィオラ、チェロなどの練習を行っています。ここでの音楽プログラムは、音楽だけでなく、チームワーク、リーダーシップ、敬意、自己表現、自信について学ぶことを重視しています。また、将来の音楽教師の訓練にも力を入れており、エル・システマがケニアに広まるよう積極的に取り組んでいます。今後は地域の小学校で数百人の学生にプログラムを拡大することを目指しています。

 

South Africa(南アフリカ) Music is a great Investment

非営利団体Music Is A Great Investment(MIAGI)は、南アフリカ政府の芸術文化部門の支援により2001年に設立された音楽教育プログラムを提供しています。農村地域や貧しい地域の子どもたちを中心に、南アフリカの多くの子どもたちに音楽を学ぶ機会を与え、西洋クラッシック音楽に留まらずジャズや先住民音楽の教育を通して社会を活性化することをミッションとしています。進行中の主なプロジェクトはMIAGI青少年オーケストラとビッグバンド、ケープゲートMIAGI音楽センター、MIAGI保育園と幼稚園トレーニングプログラム、MIAGIメンターとプロテジェプログラム、MIAGI先住民音楽プログラムです。MIAGI保育園と幼稚園トレーニングプログラムは6箇所のセンターを持って活動しています。

 

Uganda(ウガンダ) Förderverein für Musik und Kultur Uganda e.V.

FMKウガンダは、ドイツの非営利団体が母体の財団で、2014年にInternational School of Music, Languages and Polytechnic Studies(IMLS)という学校を設立するなど、厳しい状況におかれた子どもたちに音楽や言語教育を提供する取り組みを行っています。この学校の設立以前、ウガンダには音楽学校や語学学校が一つしかなく、どちらも首都カンパラに位置していました。こうした状況を踏まえ、FMKウガンダはより多くの子どもたちに文化を通した支援、教育を行えるよう、農村部のマサカという地域に学校を設立しました。ここでは経済的に余裕のない人々も楽器や合唱のレッスン、ワークショップが受けられます。また、そうした音楽活動を異なる背景を持つさまざまな人と一緒に行うことで、ウガンダが抱える部族間対立の緩和が期待できます。また、音楽を通した国際理解・国際交流にも力を入れており、ウガンダ国外の人々との交流を積極的に行っています。