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【相馬】学校支援事業の外部評価検討会が実施されました




相馬市内の小学校で実施している音楽による学校支援事業。 福島県スクールカウンセラー派遣事業としての外部評価検討会が、相馬市教育委員会の主催で、市立中村第一小学校にて行われました。


対象授業は、昨年も大好評だった木管楽器鑑賞教室です。 管楽器教室講師の岡崎先生(フルート)、千石先生(クラリネット)、そして三森先生にピアノ伴奏をお願いし、4年生70人に向けて、音楽の教材であるビゼーの「アルルの女より<メヌエット>」や、プロハウスカの「クラリネットポルカ」などを演奏していただきました。




楽器の説明や楽しいお話しを挟みながら、クラリネットをだんだん短くしながら演奏する「だんだん小さく」や、ジブリ、ディズニーの曲なども交えた魅力的な授業で、子どもたちが歓声を上げたり手拍子をしたりと自由に音楽を楽しむ様子が印象的でした。


授業の見学後、音楽療法士の先生方や相馬市教育委員会の担当の方等も交え、この取り組みについてのディスカッションを行いました。




横山校長先生からは、「普段の授業ではなかなか集中が続かない子もいるが、今日は背筋を伸ばして最後まで聴き入る姿に、生演奏の魅力、音楽の力を感じました」とのコメントを頂戴するなど、この事業の意義について改めて関係者間で意見交換することができました。


地元出身の岡崎先生から子どもたちに向け、「ぼくは10歳、皆と同じ小学4年生のときに音楽に出会って夢中になって、それで人生が決まったんだよ。10歳はとても大事な年なんだ。」とのお話もありました。 この授業で音楽に触れた子どもたちにも、何か心に残るものがあればと願わずにはいられません。

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