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相馬 音楽祭感想文より(オーケストラ編)

3月末の音楽祭からひと月が経ち、子どもたちからの感想も続々と届いています。今回は、オーケストラから二人のメンバーの感想を紹介いたします。



まずは、ライデン作曲の「弦楽セレナーデ」の指揮者を務めためいなさん(小6(当時))の長大な感想文からの抜粋をお読み頂きたいと思います。写真のとおり、1行の枠に2行ずつ書き、計3枚の表裏に音楽祭への想いをびっしりと書きこんでくれました!


「指揮をするうえで一番大切にしたのは、『曲のイメージを膨らませ、そのストーリーが分かるように気持ちを込めて振る』ことです。… 弦楽セレナーデのストーリーは、自分で次のように簡単に作ってみました。≪1楽章:偉い王様の登場 ≫ ≪2楽章:気球での旅≫ ≪3楽章:不安な人々に現れた女神≫ ≪4楽章:楽しい夢≫です。

… 4楽章は、現実ではありえないくらいの楽しい曲なので、イメージを≪夢≫にしました。けれど、私の理想の4楽章の音楽は、本番での音色です。『理想を現実にできた!』と、とても楽しく嬉しい気持ちで指揮をしました。 … 演奏後にはみんなの顔がすごく光って、やり切ったという顔をしていて、とても嬉しかったです。お客さまに頂いた拍手は、今までで一番深く心に残りました。」



続いて、カルメン組曲の「間奏曲」にてフルートソロを担当したみゆさん(高2(当時))からのソロを終えての感想の抜粋です。


「本番は練習の時の何倍も緊張していましたが、最初の1音を吹き始めたあとは緊張していたことも忘れて、音楽を楽しみながら演奏することができました。

私は昔から1人で人前に立つことがあまり得意ではなく、出来るだけ避けてきたけれど、今回の経験で自分に少し自信を持つことができるようになりました。何より私の周りには、優しくアドバイスをくださる先生方、緊張していた私に声をかけてくれた友達、演奏を聴きに来てくれた両親がいます。 … これからは失敗することを恐れないで、いろいろなことに挑戦していきたいです。」



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