【弦楽りぼん】マンスリーサポーターキャンペーン 「弦楽りぼん」田中眞次さんからのメッセージ
- エル・システマジャパン

- 9月23日
- 読了時間: 3分

9/1から「弦楽りぼん・児童養護施設プロジェクト」マンスリーサポーターキャンペーンを行っています。(〜10/31まで)
ご支援いただいた皆様、ありがとうございます!
さて、本日は、児童養護施設への音楽支援ボランティア団体「弦楽りぼん」発起メンバーで、現在も子どもたちの楽器手配や修理をしてくださっている、田中眞次さんからのメッセージをご紹介いたします。
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弦楽りぼんという活動の発端は楽器制作仲間とのバイオリン談義の中で出てきたものでした。
「バイオリン演奏の難しさにギブアップして使われなくなってしまった楽器というものがあるかもしれない、もしあったとしたら何か良い有効利用はないだろうか」という制作者としての立場からの思いでした。
そして、ふと出てきたのが児童養護施設で生活をしている子どもたちに使ってもらうというアイディアでした。
早速、無償での楽器の提供を募ったところ予想を超える数の楽器が集まりました。その中には演奏の難しさにギブアップしただけではなく、それぞれに思いの詰まった楽器も多く寄せられ大切に使わせていただかなければならないと改めて思いました。修理を必要とする楽器も多くあり工房内で調整等を少しずつ進めていったのですが、この時点ではまだ活動を提供する施設が決まっていませんでした。
そのような中、神奈川県のある児童養護施設と関係がある方を通して施設で受け入れが可能かどうかの相談に行ったところ「うちの子がバイオリン??」という話にもなったのですが、後日、施設に伺い子どもたちに弦楽器演奏を聴いてもらうことになりました。そして、演奏終了後に「バイオリンをやってみたい人!」と聞いたところたくさんの手が上がり、1か月後に弦楽りぼんの活動がスタートしました。
2023年からはエル・システマジャパン様との協働ということで大変充実した活動となり感謝しています。
また、スペシャルサポーターとしての金川真弓様はじめ他団体との交流も企画され素晴らしい環境を用意していただいています。
この度のマンスリーサポーターキャンペーンでのミニチュアバイオリンはバイオリン制作時に生じる端材で作ったものです。

バイオリンの裏板およびネック材として使われるカエデを使用しています。
実際のバイオリンの1/10ほどの大きさで作成し表面を透明ニスで仕上げています。ストラップとしてご利用いただけましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
「弦楽りぼん」発起メンバー
田中眞次(バイオリン制作)
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弦楽りぼん・児童養護施設プロジェクト
★マンスリーサポーターキャンペーン期間中特典★(10月31日23:59お申し込み分まで)
キャンペーン期間中にサポーターとして登録してくださった方には、「弦楽りぼん」代表で田中バイオリン工房の田中眞次さんが作ってくださった ミニチュアバイオリンをプレゼントいたします。












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