【相馬】管楽器教室発表会を開催しました
- エル・システマジャパン 
- 4 日前
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相馬の管楽器教室では10/13に発表会を開催し、 50人近くのお客様の前で、22人の子どもたちがソロ、デュオ、アンサンブルなどの発表を行いました。
各パート人数も増えてきて演奏のレベルが格段にアップしていることが伝わり、来年3月の音楽祭がより楽しみになるような、充実した時間となりました。

まずはオーボエから。オーボエの3人は全員が中学生になり、吹奏楽部でオーボエを担当する子も出てきて、それぞれにぐんと成長した演奏を聴かせてくれました。中でも、「リズと青い鳥」をフルートとのデュオで演奏したメンバーは、やりたい曲やデュオの相手を自分で探してきて発表会を迎えるなど、自発的にアンサンブルに取り組む姿も見られました。

ファゴットは生徒が1名ながら、毎年先生との素晴らしいのデュオを披露してくれます。今年も情感あふれるジブリの「さよならの夏」から、レベルの高い練習曲までを堂々と吹きこなしていました。ファゴットが大好きで、吹いている時間が楽しくてたまらないということが伝わってくる素敵な演奏でした。

続いてはホルン。夏に高校生2人が入団し、今回の発表には卒業生も入ってくれるなど、小学5年生から中高生、大学生と先生の7人で、ファンファーレや「君をのせて」などのアンサンブルを披露してくれました。年齢も経験も様々な7人の音が溶け合って補い合い、メンバーがサポートし合う姿は、エル・システマならではの音楽のかたち、光景であったと思います。

クラリネットの4人は、 うち2人は6月に楽器を始めたばかりという中、唯一全員がソロ演奏を披露。出番前のみんなの緊張が手に取るように分かりましたが、みんなとにかく本番に強く、リハーサルよりもまた一段と良い聴かせてくれました。特に、現在高校3年生で、この曲での受験を控えたメンバーによるローズの練習曲は圧巻の演奏で、大きな拍手が送られました。

最後に、 中学2年生から高校生、卒業生まで8人のメンバーがいるフルートパートが、 トリオやアンサンブルなど様々な組み合わせで4曲を演奏しました。学年を追うごとに複雑なアンサンブルを吹きこなせるようになっていて、一人ひとりの成長を感じることができました。最後には全員で、秋の夕方にぴったりな「虫の声」を演奏。ユーモアの効いた、息の合った演奏で発表会のラストを締めくくりました。














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