【東京】日本青少年交響楽団特別演奏会 大成功の裏側の挑戦
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更新日:2 時間前

3月29日に開催された、「第42回トヨタ青少年オーケストラキャンプ 日本青少年交響楽団特別演奏会」。
今回の演奏会は、東京子どもアンサンブルにとっての新たな挑戦が沢山ありました。
まず、長年ピアノ伴奏で歌い続けてきた「あめつちのうた」(作詞: 林望/作曲: 上田真樹)を、前日・当日の短時間のリハーサルで、オーケストラ伴奏に慣れることができるのか。
マイクなしで、子どもたちの声が広い客席にどこまで響くのかも、未知数でした。

オーケストラ前方で歌う配置も、初めての経験です。
入退場時は舞台から落ちないよう、また楽器にぶつからないよう、狭い通路を慎重に手引きする必要がありました。
また指揮者は、舞台中央で合唱団と横並びに立つため、子どもたちは指揮者を見ることも、呼吸を聞いてタイミングを合わせることもできません。
互いの声も聞こえにくい中、音がバラバラになる可能性もありました。
練習中に体調を崩したメンバーや、初舞台となる新入団員も複数いたため、全員が元気に頑張り通してほしい、と大人たちは祈るような思いでした。

本番2日前の指揮者合わせには、指揮のキンボー・イシイ先生と、「あめつちのうた」作曲者の上田真樹先生がお越しくださりました。
貴重なご指導を真剣に受けながらも、時々混ざるキンボー先生のジョークに、子どもたちは大爆笑でした。

本番前日のリハーサルでは、トヨタ青少年オーケストラキャンプ(TYOC)の皆様との交流会も行いました。
限られた時間の中、我々のために楽器紹介の曲をご披露いただき、心通う交流会となりました。

舞台上では、TYOCの代表の方3名が、とても丁寧に手引きをしてくださりました。
舞台袖でも、子どもたちと積極的に仲良くなってくださり、ある方は「去年の共演時から、とても背が伸びていて驚いたよ!」と、子どもたちのことを覚えてくださっていました。

そして迎えた本番。
高円宮妃殿下もご臨席の中、子どもたちが舞台に立ちます。
美しく優しいオーケストラの前奏に、子どもたちの歌声が加わり、溶け合うように響きました。
「空」「樹」「風」「水」各曲の主題となる自然を、子どもたちの感性がどのように受け取り、全身で感じているか、伝わってくる演奏となったように思います。

終了後の閉会式では、高円宮妃殿下からもお褒めのお言葉をいただきました。
TYOCの方々からは寄せ書きメッセージをいただき、最後に全出演者で「さようなら」(作詞作曲: 倉品正二)を合唱。
大成功の本番の、素敵な締めくくりとなりました。

サントリーホールという夢の舞台に出演させていただいた、主催の日本アマチュアオーケストラ連盟・共催のトヨタ自動車の皆様、そしてお越しいただいたすべてのお客様に感謝申し上げます。
さて、新年度初の練習に集まった子どもたちが、どのような感想を聞かせてくれるのか、今から楽しみです。
今年度も、東京子どもアンサンブルをどうぞよろしくお願いします。
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