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相馬子どもオーケストラ 年齢やパートを超えてみんなで上手くなる



「楽譜に指番号を書いてくる」という宿題を忘れてきてしまったかすみさん(小2)。バイオリンからビオラに移ったばかりで、演奏するときに譜読みの助けになる左手の指番号は必須アイテムです。休憩時間に悩みながらも書きこんでいると・・後ろを通りかかったゆうせいさん(中2)が「あれ、ここ違うんじゃない?」と救いの手を差し伸べてくれました。


ゆうせいさんは、バイオリン、フルート、パーカッション、そしてコーラスもこなす楽譜の達人です。ここも、ここもちがってた!とその後も間違いを一緒に発見して直していました。二人はクラスもパートも違い最近まで別々に練習していたので、いつの間に仲良くなったのかとかすみさんに聞いてみると「お姉ちゃんがコーラスでお友達だから」とのこと。


子どもたちが年齢やパートを超えて、お互いの良いところを見つけ合い、助け合ってみんなで上手くなる。思い描くエル・システマの学びの輪の一つが、小さく芽吹いているような気がしました。


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