以前より告知しておりました『おしゃっち公園Music Live』に本日、大槌子どもオケが出演しました。
このイベントは、大槌町の後援でエル・システマジャパンのパートナー団体にある一般社団法人槌音の主催です。大槌子どもオケの他にキッズコーラスあぐどまめさんや童謡を歌う会さん、大槌学園吹奏楽部さんが出演しました。天候に恵まれ、コンサートには、休日に公園で遊ぶ小学生から部活帰りの中学生、通りすがりの方、コンサートを楽しみにして下さった方などたくさんの方が足を運んで来てくれました。
今年は、例年毎月のように参加していた町内のイベントがすべてキャンセルとなったため、このコンサートは約9カ月ぶりのステージでした。イベントへの出演がなかった分、弓の使い方、強弱、ハーモニーを意識し、1つの曲に長く向き合ってきた子どもたち。今日のコンサートが決まると、9ヶ月ぶりのコンサートに胸を昂らせ、この日のために一人一人課題を持って練習に取り組んできました。コンサートの中で意気込みや感想を聞くと、 「楽しい曲なので、練習の時よりも楽しんで演奏したい!」 「音程に気をつけたい!」 「強弱に気をつけたい!」 「間違えずに最後まで演奏したい!」 「みんなの音をしっかり聴いて演奏することができた!」 など様々な答えが聞け、ハプニングに見舞われながらも全5曲を演奏し切りました。
通りすがりの人も集まり、いつもよりたくさんの方に聞いてもらうことができましたが、野外ステージは弦楽合奏には少し難しい環境でした。そのせいか、今日の演奏後の子どもたちは少し物足りなさげ。以前はイベントに参加し人前で演奏することだけで楽しそうだった子どもたちですが、楽曲に向き合った9カ月を経て、もっといい音でお客さんに届けたいと言う欲が出てきているように感じます。また今までイベントやコンサートに出演する時にはフェローさんや講師の皆様のお手伝いがありましたが、今回は県外からくる方のサポートがない状態で、当日あわてる場面もありました。改めてたくさんの方のありがたみを痛感しました。
今後とも大槌子どもオーケストラの応援宜しくお願い致します。
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