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【大槌】鎮魂の祈りと未来への希望

更新日:3月28日

東日本大震災から14年。



それぞれに時を経て故郷大槌に想いを寄せる。

「鎮魂の祈りと未来への希望」



311槌音メモリアルコンサートは今年も地域の皆様の温かい拍手に包まれ特別な時間となりました。




14:46防災放送のサイレン吹鳴に合わせ黙祷、安渡公民館の慰霊塔にある半鐘がならされ、それに合わせエル・システマジャパン大槌管楽器講師のトランペット臺 隆裕・サックス北湯口佳澄、そして臺隆裕率いるjazz unit TSUCHINOMIトロンボーン藤井星亜の3名で「ふるさと」を献奏、安渡の海に向かって祈りを捧げました。

15:20から安渡公民館ホールに移動して追悼コンサート。



臺隆裕先生はトランペット奏者として東京拠点に10年間活動し昨年暮れに大槌に帰ってきて大槌を拠点に新たなスタートを切り、大槌在住のトランペット奏者として更に大槌の子供たちに寄り添った活動が可能となりましたが、同じく大槌出身で現在も東京で活躍しているエル・システマジャパン大槌管楽器講師でサックス奏者の北湯口佳澄先生もメンバーのTSUCHINOMIを大槌に迎え、追悼演奏をお届けいたしました。

臺 隆裕が作曲したオリジナル曲で大槌への思いを込めた演奏は「祈り」であり「希望」でもありました。




更に大槌子どもオーケストラの弦楽器教室で4歳よりヴァイオリンを始めた澤舘優里佳さんですが、先月放送されたテレビ朝日の「題名のない音楽会」で山田和樹指揮「未来オーケストラ」メンバーとして活躍されましたが、県内在住のピアニスト三神樹美さんをお迎えしてベートーヴェンの「悲愴」そしてアザラシヴィリの「ノクターン」の2曲を熱演しました。

心のこもった演奏に涙するお客様の姿もあり心に響く演奏でした。



大槌で育った若い音楽家たち、未来へつなぐメッセージは次の世代に受け継がれていくものと思います。


大槌コーディネーター

臺 隆明


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