【東京】万博に向けて練習
- エル・システマジャパン
- 5月8日
- 読了時間: 2分

新緑の季節、東京子どもアンサンブルの練習会場のみらい館大明では、大きな鯉のぼりが、やってきた子どもたちを出迎えました。

この日は、6月6日(金)の万博CANADA LIVE!出演に向け、オスカー・ピーターソン作曲「自由への賛歌」を一人ずつ順番に歌いました。

大切な舞台、大切な歌だからこそ真剣に向き合ってほしい、との先生方の想いから設けたこの機会でしたが、一人で歌うことは、本人や見守る周囲にとって緊張の瞬間です。
緊張してしまったメンバーには、先生方やボランティアさんが寄り添いながら、その子の持つ力を引き出していきます。
お互いの歌声に耳を澄まし、称え合う中で、子どもたち全員が、広い音域や複雑なリズムも丁寧に歌いきることができました。

鯉のぼりの由来は、竜門の滝を登り切った鯉が竜になるという、中国の故事だそうです。
急流に果敢に挑み、竜へと大きく育っていく鯉の様子が、東京子どもアンサンブルのメンバーの挑戦と重なる、そんな練習日でした。

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