東京交響楽団の公開リハーサル見学に東京子どもアンサンブルのメンバーが参加しました

　東京交響楽団のジョナサン・ノット音楽監督のお計らいで、音楽を学ぶ子どもたちに向けた「特別公開リハーサル」がミューザ川崎シンフォニーホールで実施され、エル・システマジャパンで学ぶ子どもたちも招待を受けて、７月２３日、東京子どもアンサンブルのメンバー２人が見学に参加しました。

リハーサル見学の前には、曲の説明やリハーサル全体の説明を受けたほか、ミューザの特徴的なホールの形状を触れることでわかる「触る模型」を視覚障害があるメンバーは触らせてもらい、ホール全体の説明を受けました。「わー！こんな風に座席が並んでるんだ！」と、全体像が分かって、感激の声が上がっていました。パイプオルガンの部分は、取り出して！触らせていただいていました。（模型について詳細はこちらをご覧ください。https://www.kawasaki-sym-hall.jp/visit/accessibility/）

リハーサルは、ワーグナー作曲、歌劇「ローエングリン」から第一幕への前奏曲、そして、ベートーヴェンの交響曲第8番を見学させていただきました。ステージのすぐそばで楽器の音を聞き、またノット監督の指示を聞き、リハーサルが進行していく様子を感じることは、２人にとって特別な体験になったようです。感想を聞きました。

「指揮者の的確なアドバイスで演奏が変わっていくのが感じられました。合唱にも言えることだと思いますが、指揮者とオケがひとつのハーモニーを奏でていることを間近で感じられて良かったです。」

「英語の指示は、音楽用語や簡単な単語は聞き取れました。指揮者の指示も、様々な色があって驚きました。演奏も非常に素晴らしく、交響曲第8番が特に気に入りました。」

ジョナサン・ノット監督、東京交響楽団の皆様、ミューザ川崎の皆様、この度はすばらしい機会をありがとうございました。

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