世界子ども音楽祭 日本の子どもたち 東京ホワイトハンドコーラス




世界子ども音楽祭2021に出演する、東京ホワイトハンドコーラスをご紹介します。


「東京ホワイトハンドコーラス」は、2017年にきこえない子どもたちを対象に立ちあがり活動が始まりました。そして翌年よりみえない子どもたちも迎え、当事者性が尊重される多彩な表現力を追求しています。ホワイトハンドコーラスは25年前に南米ベネズエラで生まれ、視覚・聴覚障害や自閉症、発声に困難を抱える子どもたちがともに活動してきていますが、白い手袋をして歌の世界を表現したことから、広義にホワイトハンドコーラスと呼ばれてきました。

東京ホワイトハンドコーラスは、自己表現と包摂的な交流を促し、子どもの頃から多様性をポジティブにとらえていくことで共生社会の実現することを目的として活動しています。現在では「サイン隊」と、「声隊」が対の活動となり重複障害の子どもや障害がない子どもなど、多様な子どもたちがともに楽しみながら、より美しい音楽を生み出すべく日々練習に励んでいます。

サイン隊と声隊は新型コロナウイルスの影響で昨年春からオンラインでの練習方法を模索し試行錯誤を重ねながら活動してきました。

サイン隊は昨年ろう者の牧原依里さん、雫境(DAKEI)さんのお二人を新たなご指導者としてお招きし、東京芸術劇場にて “目で生きる人”のオンガクワークショップを昨年夏から開催しました。目で生きる人の手話や身体など視覚をベースとした心地の良い表現や音のない作品を生み出してゆくこのワークショップでは、今まで注目されづらかった新たなオンガクの形を生み出すことで『音楽とはいったい何だろう』という大きな問いに迫りました。子どもたち同士また講師の方々と一緒に、自分はこう思う、こうしたら面白いのではないかといった積極的な意見交換が交わされ、子どもたちの主体的な活動が行われています。1月~3月のワークショップはオンラインZOOMを使用して行い、画面上で一緒に作品を作り上げました。回を重ねるごとに新しい手の動きを考えたり、感情を込めた表現ができるようになったりと、表現の幅が広がりました。

主にみえない・みえにくい子どもたちで構成された声隊は、コロナ禍でもオンラインでの練習に積極的な子どもたちの様子が見られ、11月には遂に対面での練習を再開することができました。そこで子どもたちは8ヶ月ぶりの再会と新年度にお迎えした吉川先生と初対面を果たし、嬉しそうな子どもたちの様子が見られました。集まった子どもたちはマスクをしたまま壁に向かいながらの練習し、対面では集まれない子どもたちは引き続きリモート参加を続けながら一生懸命励んでいました。世界子ども音楽祭を間近に控えた現在は、対面で数回の練習を重ねています。素敵な音楽を届けたいとの想い溢れる真剣な子どもたちの表情がうかがえます。

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