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ベネズエラ練習風景写真1©FESNOJIV.jpg
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ベネズエラから世界へ

南米ベネズエラでホセ・アントニオ・アブレウ博士によって始められた、社会変革を目指した音楽教育「エル・システマ」。家庭の経済状況にかかわらず、すべての子が無償で集団での音楽教育が受けられる仕組みが原点です。子どもたちが、自ら協調性や規律を学びながら、目標に積極的に取り組んでいく姿勢を育んでいくことによって、希望や誇りをもつことを目的としています。

この活動は、世界的に活躍する若手指揮者グスターボ・ドゥダメルなど、多くの一流音楽家を輩出しているだけではありません。

子どもたちを犯罪や暴力から守り、学業面も含めてポジティブな影響を与えてきていることで、ユネスコ、米州開銀等の外部機関からも評価されています。今や世界70以上の国・地域で展開しています。

例えば、現地音楽関係者のベネズエラ視察を機に2008年に設立されたSistema Scotland。経済的に厳しい地域である、北中部のスターリング市内ラップロッホ(Raploch)にて、Big Noiseというオーケストラを編成しています。

6〜13歳までの450名の児童が参加し、学期中は週3日、休みの間は平日の朝に毎日練習を行っています。障碍者向けのプログラムも学校と連携して実施され、高い外部評価を受けています。また、子どもオーケストラから派生して、大人の地域オーケストラも活動を展開。BBCスコットランド交響楽団が技術的なサポートで関わってもいます。2015年には活動拠点が3カ所に広がっています。

エル・システマジャパン設立のきっかけは、このSistema Scotlandの理事で、 ベルリンフィルのホルン奏者である熱きスコットランド人、Fergus McWilliam(英語、ドイツ語)です。そのため、Sistema Scotlandとエル・システマジャパンには特別な特別な繋がりがあります。

また、​その他の地域について、シモン・ボリバル音楽財団作成の「El Sistema around the world」で紹介されている団体を日本語に訳してご紹介いたします。

​「世界中のエル・システマ」  (ご覧になりたい地域をクリックしてください)
​海外エル・システマニュース
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