ベネズエラから世界へ

南米ベネズエラでホセ・アントニオ・アブレウ博士によって始められた社会変革を目指した音楽教育「エル・システマ」。家庭の経済状況にもかかわらず、すべての子が無償で集団での音楽教育が受けられる仕組みが原点で、子どもたちが、自ら協調性や、規律を学びながら、目標に積極的に取り組んでいく姿勢を育んでいくことによって、希望や誇りをもてることを目的としています。この活動は、世界的に活躍する若手指揮者グスターボ・ドゥダメルなど多くの一流音楽家を輩出しているだけでなく、子どもたちを犯罪や暴力から守り、学業面も含めてポジティブな影響を与えてきていることで、ユネスコ、米州開銀等の外部機関からも評価されています。2016年1月時点で、60以上の国・地域で展開しています。

例えば、現地音楽関係者のベネズエラ視察を機に2008年に設立されたSistema Scotland。経済的に厳しい地域である、北中部のスターリング市内ラップロッホ(Raploch)にて、Big Noiseというオーケストラを編成しています。6〜13歳までの450名の児童が参加し、学期中は週3日、休みの間は平日の朝に毎日練習を行っています。障碍者向けのプログラムも学校と連携して実施され、高い外部評価を受けています。また、子どもオーケストラから派生して、大人の地域オーケストラも活動を展開。BBCスコットランド交響楽団が技術的なサポートで関わってもいます。2015年には活動拠点が3カ所に広がっています。エル・システマジャパン設立のきっかけは、このSistema Scotlandの理事で、 ベルリンフィルのホルン奏者である、熱きスコットランド人、Fergus McWilliam(英語、ドイツ語)です。特別な繋がりがあります。

​その他の地域について、シモン・ボリバル音楽財団作成の「El Sistema around the world」で紹介されている団体を日本語に訳してご紹介いたします。

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